お互いに歩み寄りながら、それぞれを尊重する気持ちを大切に関係を築く

価値観が違う=相性が悪いとは限らない。
婚活をしていると「価値観の違い」を意識するシーンが多くある。

結婚はこれまでまったく違う環境で育ってきた2人が一緒に生活していくもの。そんな中で、お互いの価値観に違いがあるのは当然です。しかし、価値観の違いがあるからといって「相性が悪い」と決めつけ、すぐにお断りしてしまうのは少しもったいないことです。

今回は価値観の違いに対する考え方や、どうすれば違いを受け入れてお互いに歩み寄れるのかについてお伝えします。

値観が違うのは自然なこと
まず一番大切なのは、価値観は違って当然だと理解することです。

価値観とは何を大切にし、どう生きるかの指針のようなもの。家族や友人との関わり、学校、仕事、趣味など、これまでのさまざまな経験や育ってきた環境で形成されるのが価値観です。

たとえば、結婚を考える上で避けては通れないお金に対する価値観。「将来のために貯金するべき」と考える人もいれば「今しかできない体験のために使うべき」と考える人もいるでしょう。ただし、これには正解があるわけではありません。

これまでの生き方や経験が違えば、価値観が異なるのはごく自然なこと。結婚生活においてはお互いの価値観の違いを認め、どこまで歩み寄れるかがとても重要なのです。

価値観の違う2人が出会えば世界が広がる!

価値観が違うのはネガティブなことばかりではありません。見方を変えれば、価値観の異なる相手と出会うことは、新しい世界を知り成長できるチャンスともいえます。

もし同じ価値観を持つ人とだけ関わっていたら、視野はどんどん狭くなり人生がつまらないものになってしまう可能性もあります。価値観の違う相手と出会えば、初めて食べる料理がとてもおいしいことを知れたり、行ったことのない場所で素晴らしい景色を見られたりするかもしれません。人生を大きく変えるような出会いや体験をすることもあるでしょう。

異なる価値観を持つ相手は、あなたがまだ知らない新しい世界に連れ出してくれる大切な存在なのです。

結婚はどれだけ歩み寄れるかがカギ

結婚生活では価値観が違うことが問題なのではなく、違いを認めた上でお互いにどれだけ歩み寄れるかがカギとなります。

価値観の違いを一度に埋めるのは難しいので、最初のうちはイライラしたり衝突したりしてしまうこともあるかもしれません。しかし、少しずつ歩み寄ることでお互いへの理解と絆が深まっていきます。

婚活においても価値観が違うからとあきらめてしまわず、歩み寄ることを意識してみてください。まずは相手の話を否定せずに聞き、自分と違う意見に対しても「そういう考え方があるのか」と受け止める姿勢が必要です。

たとえば、休日の過ごし方や家事の分担について相手の意見と合わなかったとしても、「相手はどう感じているのか」「自分が譲れるところはどこか」を考えながら話してみましょう。お互いに少しずつ譲り合いながら、共通点を見つけ出す作業を重ねていけば、関係も深まっていきますよ。

まとめ

婚活や結婚において、「価値観の違い」は避けて通れないテーマです。しかし違いを恐れるのではなく、違いをどう受け入れ、理解し合えるかが結婚生活の質を大きく左右します。

まったく同じ価値観の人はいませんし、仮にいたとしても必ずしも結婚生活がうまくいくとは限りません。だからこそ、お互いに歩み寄りながら、それぞれを尊重する気持ちを大切に、よりよい関係を築いていきましょう。

婚活を通じて「違いを楽しむ」ことを意識して相手との価値観を共有し、歩み寄ることができれば、きっと素敵な結婚生活が待っているはずです。もし価値観の違いに悩んだら、ぜひ一度婚活のプロに相談してくださいね。

もしお見合いや初回のデートからなかなか先に進めずお悩みの場合には、坂の上マリッジに是非ご相談ください。